【連載】間違いだらけのコーヒーの常識 第2回 「アイスカプチーノ」は本場イタリアには存在しない!
http://news.livedoor.com/article/detail/8928636/この手の記事は嫌いじゃないけど、正直もうちょっと核心をついた記事を書いてほしいものだなぁ。
間違いも多いし、少しくらい知識を持った人が書いてほしい。
間違いだらけなのはこの記事も同じってことだね。
門脇さんほどの人がこの程度の知識がないことは絶対にありえないから、記者が勘違いしてるんだろうけど・・・
まぁ、記事に書かれてる通り勘違いされやすいカフェ・ラテ、カフェ・オ・レ、カプチーノ。
もう少し深く指摘すると、カフェ・ラテ(Caffe latte)はイタリア語でそのままコーヒー・牛乳という意味。エスプレッソに牛乳を入れたもの。
スタバ・ドトールなんかのシアトル系だとフォームドミルクを入れたものをカフェ・ラテと呼んでいるが、間違い。
これはアメリカで広まった呼び方らしい。
実際には泡立たないように温めたミルクをコーヒーの4倍(つまり1:4)でまぜたものがカフェ・ラテ。
カプチーノ(Cappuccino)もイタリア語で、これも記事だとスチームミルクとなっているが、実際にはスチームミルクとフォームドミルク両方を使う。
だいたいエスプレッソ、スチームミルク、フォームドミルクを3分の1ずつ。飲み方によって比率は前後する。
量についてはそもそも名前がカプチーノカップから来てるものなので、カプチーノカップの容量限界の180cc。
ちなみにイタリアだと飲むのは朝食時のみ。
カフェ・オ・レ(café au lait)はフランス語。これも意味はカフェ・ラテと同じでコーヒー・牛乳。
濃い目に入れた『ドリップコーヒー』に温めたミルクを注いだもの。比率は1:1くらい。好みで変わる。
イタリアにはアイスコーヒーがないと書いているけど、実際にはほとんどの国にアイスコーヒーなんてものはない。
アイスコーヒーはほぼ日本でのみ飲まれてる。アメリカとかのチェーン店だと出てくるところもあるけど。
日本のコーヒー文化って独自に進化してきたけど、妙に保守的なところはイタリアと似てる。
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- 2014/06/12(木) 17:35:17|
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